セミナー
2024/7/25
第14回日本小児感染症学会 教育セミナー Basic Course(第2報)
第56回日本小児感染症学会総会・学術集会において、本年も日本小児感染症学会 教育セミナーBasic Course(第14回)を開催致します。
このBasic Courseは、小児感染症の勉強をこれから始める若手医師が集い、ファシリテータを交えてグループディスカッションを行うことで、さらに学びを深められるように工夫したレクチャーシリーズです。目的は、①小児感染症の診断から治療までの基本的な事項を習得する、②世界標準の診療を学ぶ、③症例についての議論を通じて学ぶ、の3点です。
今年度は小児感染症診療の総論および特別講演を現地開催し、各論はオンデマンド配信で繰り返し聴講頂けるように準備を進めています。今年度の各論のテーマは「微生物」で、若手小児感染症医からその微生物の研究をしている先生まで現代の小児で問題となる微生物について講演いただく予定です。若手の先生だけでなく、経験のある先生方にも、ポストコロナで様々な感染症が流行してきた今の時代の学びなおしに最適なコンテンツです。
開催日時は学術集会前日の11月15日(金)の15時からです。当日に出発しても、日本各地の主要都市から長崎まで来られます。大変お忙しいとは思いますが、ぜひBasic Courseを先生方のご予定に入れていただけると幸いです。また、夜には懇親会を予定しています。小児感染症医のキャリアプラン、研修について、そのほか些細な質問などなんでも歓迎です。もちろん、小児感染症を専門にしない方のご参加も歓迎です。皆様が楽しめる企画を用意してお待ちしております。
開催概要
現地開催
総論
「小児感染症診断の基本」庄司 健介(国立成育医療研究センター感染症科)(45分)
「小児抗微生物薬治療の基本」笠井 正志(兵庫県立こども病院感染症内科)(45分)
特別講演
「予防接種の基本」勝田 友博(聖マリアンナ医科大学、横浜市西部病院小児科)(45分)
本年度は総論・特別講演のライブ配信はありません。特別講演は後日オンデマンド配信を予定しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
開催日時
2024年11月15日(金)15時00分~18時30分
開催場所
出島メッセ長崎 会議室102
定員
60名
参加資格 / 参加費
日本小児感染症学会員であること / 無料(懇親会費は別途いただきます)
募集期間
2024年7月26日~10月18日
(定員を超えた場合は期間内でも募集を終了する場合があります)
参加申し込み
第56回日本小児感染症学会総会・学術集会ウェブサイト(https://www.c-linkage.co.jp/jspid56/seminar.html)内の申込フォームから参加申し込みを行ってください。
オンデマンド配信
2024年11月15日以降を予定 (配信期間は現在検討中です)
各論
微生物(各30-40分)
①A群溶連菌 二木 良平(国立成育医療研究センター感染症科)
②肺炎球菌 汐田 航平(大阪市立総合医療センター小児救急・感染症内科)
③黄色ブドウ球菌 中村 祥崇(東京都立小児総合医療センター感染症科)
④インフルエンザウイルス 工藤 芳優(札幌医科大学医学部小児科学講座)
⑤RSウイルス 長澤耕男(千葉大学医学部小児科)
⑥エンテロウイルス / パレコウイルス 相澤 悠太(新潟大学医学部小児科)
配信内容
各論6コマを日本小児感染症学会のホームページ内「会員専用ホームページ」から配信します。
参加資格 / 事前申し込み / 参加費
- 申し込み/参加費は不要です。
- 会員専用ページからの配信ですので、日本小児感染症学会への会員登録が事前に必要になりますことをご了承ください。
参加申込にあたっての注意事項
- 一定期間会費を滞納されている方は8月末をもって自動退会となります。
- 現在、非会員の方で参加申込希望がある方は2024年11月1日までに入会手続きを完了してください。
主催
日本小児感染症学会 教育委員会
実行委員
山中崇之、中河秀憲、小川英輝、松田裕介、種市哲吉、谷口公啓、多田歩未、井上健斗、 船木孝則、手塚宜行、庄司健介


〈第13回教育セミナーベーシックコースの様子〉