─原著─
可逆性脳梁膨大部病変を伴う軽症脳炎・脳症を合併した急性巣状細菌性腎炎の1例
東 純史1), 桂 聡哉1), 梶田 聡美1), 山本 恭子1), 木島 衣理1), 金野 浩1), 溝口 好美1), 下辻 常介1), 山本 威久1)
1)箕面市立病院小児科
〔〒562-0014 箕面市萱野5-7-1〕
発熱,けいれん,意識障害の遷延で入院し,可逆性脳梁膨大部病変を伴う軽症脳炎・脳症(MERS)と急性巣状細菌性腎炎(AFBN)を合併した3歳女児を経験した.尿培養でエンテロコッカス・フェカリス菌を検出し,アンピシリン投与で速やかに改善した.細菌感染に合併したMERSはまれであるが,AFBNに合併した報告が散見される.不明熱で経過中,脳炎・脳症症状を呈した場合,MERSとAFBNを考慮する必要がある.
| Key words | 急性巣状細菌腎炎, AFBN, 可逆性脳梁膨大部病変を伴う軽症脳炎・脳症, MERS, 尿中β2ミクログロブリン, 尿中β2MG |
|---|---|
| 受付日 | 2015年8月31日 |
| 受理日 | 2015年11月18日 |
小児感染免疫 27 (4):311─316,2016
- 第37巻
- 第36巻
- 第35巻
- 第34巻
- 第33巻
- 第32巻
- 第31巻
- 第30巻
- 第29巻
- 第28巻
- 第27巻
- 第26巻
- 第25巻
- 第24巻
- 第23巻
- 第22巻
- 第21巻
- 第20巻
- 第19巻
- 第18巻