機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

機関誌「小児感染免疫」オンラインジャーナル > 第27巻第4号目次 > 抄録

─原著─

Panton-Valentine leukocidin産生黄色ブドウ球菌による小児の感染症

廣瀧 慎太郎1,2), 堀越 裕歩1)

1)東京都立小児総合医療センター感染症科
2)羽生総合病院小児科
〔〒348-8505 羽生市上岩瀬551〕


2010年3月~2013年4月の期間で,当院の臨床検体から分離された黄色ブドウ球菌のPVL産生性を検討した.検討した黄色ブドウ球菌は91株で,8株(8.8%)でPVLを産生していた.8株のうち7株は皮膚・軟部組織感染症の症例で,そのすべてがMRSAであった.4症例でドレナージが必要であった.PVL産生性の黄色ブドウ球菌は皮膚・軟部組織感染症で多くみられ,ほとんどがMRSAであった.

Key words Panton-Valentine leukocidin, PVL, MRSA, 黄色ブドウ球菌, 皮膚軟部組織感染症, ドレナージ
受付日 2015年2月13日
受理日 2015年11月18日

小児感染免疫 27 (4):305─309,2016

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