機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

機関誌「小児感染免疫」オンラインジャーナル > 第26巻第4号目次 > 抄録

─原著─

当院小児科における最近5年間の肺炎球菌の分離状況と抗菌薬感受性

川口 将宏1), 西村 直子1), 武内 俊1), 服部 文彦1), 堀場 千尋1), 後藤 研誠1), 細野 治樹1), 竹本 康二1), 尾崎 隆男1)

1)江南厚生病院こども医療センター
〔〒483-8704 江南市高屋町大松原137〕


最近5年間(2008~2012年度)に当院小児科を受診した955例から分離された肺炎球菌955株について検討した.分離は0~3歳児で70%を占め,分離株数は2010年度以降減少傾向を示した.ペニシリン耐性率(PISP+PRSP)は2010年度までは60%前後であったが,2011年度46%,2012年度32%と低下傾向を示した.その他,22種類の抗菌薬のMIC値に変化はみられなかった.IPDは23例(2.4%)であり,調査できた13分離株中10株(77%)がPCV13のカバーする血清型であった.

Key words 肺炎球菌, 薬剤感受性, 肺炎球菌ワクチン, 血清型
受付日 2014年7月4日
受理日 2014年9月1日

小児感染免疫 26 (4):439─445,2015

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