─原著─
オセルタミビル投与の小児患者から検出された耐性A(H1N1)pdm09ウイルスの検討
矢野 拓弥1)
1)三重県保健環境研究所
〔〒512-1211 四日市市桜町3684-11〕
2009年6月~2013年1月までの三重県におけるオセルタミビル耐性A(H1N1)pdm09ウイルスの検出状況を調べた.オセルタミビル耐性株は215株中2株検出され,検出頻度は0.93%であった.耐性株はオセルタミビルによる予防投与および治療投与例から検出された.A(H1N1)pdm09ウイルスの再流行に備え今後も耐性株モニタリングの継続は必要である.
Key words | オセルタミビル耐性A(H1N1)pdm09, H275Y変異A(H1N1)pdm09, 薬剤感受性試験 |
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受付日 | 2013年3月25日 |
受理日 | 2013年7月11日 |
小児感染免疫 25 (3):289─296,2013
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