─原著─
生来健康な11カ月男児に発症したMoraxella catarrhalisによる菌血症の1例
島崎 俊介1), 朽名 悟1), 深沢 千絵1), 星野 直1)
1)日本鋼管福山病院小児科
〔〒721-0927 福山市大門町津之下1844〕
発熱を主訴に入院した11カ月の男児.Hib,肺炎球菌ワクチンは各3回接種済み.血液からMoraxella catarrhalisが分離され,同菌による菌血症と診断.抗菌薬を7日間投与し,軽快した.検索した限り,免疫不全や先天性心疾患は認められなかった.健常児におけるM. catarrhalisによる菌血症はまれであるが,特にHibや肺炎球菌ワクチン既接種児では原因菌として念頭に置く必要があると考えられた.
| Key words | Moraxella catarrhalis, 菌血症, 遺伝子解析 |
|---|---|
| 受付日 | 2013年2月6日 |
| 受理日 | 2013年3月25日 |
小児感染免疫 25 (2):151─155,2013
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