機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

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─第43回日本小児感染症学会教育講演─

酸化ストレスの生体マーカー

塚原 宏一

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科小児医科学
〔〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1〕


感染性,炎症性,アレルギー性疾患など,多くの小児疾患において“酸化ストレス”は病態生理を構成する主たる要因の一つである.各疾患は急速進行性でも慢性遷延性でも,重度の組織・臓器障害をきたす危険性を伴うが,これを治療する有効な手段としてレドックス制御薬が期待されている.本稿では,臨床応用できる酸化ストレスマーカー,酸化ストレス亢進と一酸化窒素(NO)生成異常や血管内皮機能不全との関係,酸化ストレスマーカーの小児科臨床領域における今後の方向性について説明する.

Key words 一酸化窒素, 血管内皮機能, 酸化ストレス, 生体マーカー, レドックス制御

小児感染免疫 24 (2):181─189,2012

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