─原著─
抗菌薬投与により治癒し得た再発性肝膿瘍を合併した慢性肉芽腫症の一例
星野 顕宏1), 金兼 弘和1), 西田 直徳1), 野村 恵子1), 大賀 正一2), 宮脇 利男1)
1)富山大学医学部小児科
〔〒930-0194 富山市杉谷2630〕
2)九州大学大学院成長発達医学
症例は慢性肉芽腫症(p22phox欠損)の男児である.10歳時と14歳時に化膿性肝膿瘍に罹患した.外科的治療の有効性が報告されているが,手術による合併症の危険性が高いと判断して抗菌薬と低用量のプレドニゾロンを長期間投与して内科的に治療し得た.抗菌薬の適切な投与期間,炎症の慢性化や肉芽腫形成に対する管理方法などの課題もあるが,内科的治療も有効な手段となる可能性がある.
| Key words | 慢性肉芽腫症, 化膿性肝膿瘍, 内科的治療 |
|---|---|
| 受付日 | 2012年1月26日 |
| 受理日 | 2012年4月13日 |
小児感染免疫 24 (2):175─179,2012
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