機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

機関誌「小児感染免疫」オンラインジャーナル > 第23巻第4号目次 > 抄録

─原著─

小児鼻咽腔由来肺炎球菌薬剤感受性の推移―東京都立墨東病院小児科2001~2010年入院患者を対象に―

玉木 久光1), 古宮 圭1), 大森 多恵1), 伊藤 昌弘1), 大塚 正弘1)

1)東京都立墨東病院小児科
〔〒130-8575 東京都墨田区江東橋4-23-15〕


当科入院患児鼻咽腔由来肺炎球菌薬剤感受性を前期(2001~2005年)と後期(2006~2010年)に分け調査した.PSSPは前期15%,後期38%であった.各抗菌薬MIC90は(前期,後期,単位μg/ml)でPCG(4,2),CTX(2,1),MEPM(1,0.5)あった.VCMは(0.5,0.5)と良好な感受性を有し,EMは(>1,>1)とほぼ耐性を有していた.後期結果より肺炎球菌性気道感染症抗菌薬静注療法は合成ペニシリン製剤が推奨可能と考えられた.

Key words 肺炎球菌, 薬剤感受性, 最小発育阻止濃度
受付日 2011年4月21日
受理日 2011年8月2日

小児感染免疫 23 (4):407─412,2012

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