機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

機関誌「小児感染免疫」オンラインジャーナル > 第23巻第1号目次 > 抄録

─原著─

2007~2008年の札幌市における麻疹の動向

森井 麻祐子1), 黒岩 由紀1), 森 俊彦1), 矢野 公一2), 堤 裕幸3)

1)NTT東日本札幌病院小児科
〔〒060-0061 札幌市中央区南1条西15丁目〕
2)札幌市衛生研究所
3)札幌医科大学医学部小児科


札幌市において2007年8月~2008年7月まで麻疹の流行があり2年間で758例が報告された.2007年には6歳までの発症が46%と年少児に多く認められ,2008年には15歳以上が60%と発症年齢が高い特徴があった.2007年,2008年ともに麻疹ワクチンの既接種者からの発症が約1/4認められた.麻疹撲滅には,麻疹ワクチンの2回接種の徹底が急務であると考えられた.

Key words 麻疹, 予防接種, vaccine failure
受付日 2010年1月28日
受理日 2010年9月21日

小児感染免疫 23 (1):10─16,2011

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