機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

機関誌「小児感染免疫」オンラインジャーナル > 第22巻第4号目次 > 抄録

─原著─

RSウイルス迅速診断の有用性と問題点―定量的リアルタイムPCR法をスタンダードとした検討―

武山 彩1), 橋本 浩一2), 川崎 幸彦2), 片寄 雅彦1), 細矢 光亮2)

1)公立相馬総合病院
〔〒976-0011 相馬市新沼字坪ヶ迫142〕
2)福島県立医科大学小児科


下気道炎患者から採取した鼻腔吸引液を検体とし,リアルタイムPCR法によるRSウイルス検出・定量をスタンダードとして,迅速診断キットの有効性と問題点を検証した.検討したのは2007年11月に入手可能であった6種のキットである.キットの特異度はいずれも良好で偽陽性はみられなかった.感度は79~32%とキット間で大きな開きがあり,検体中のウイルス量が少ない場合にはいずれのキットにおいても陰性を示した.

Key words RSウイルス, 迅速診断, リアルタイム PCR, 感度, 特異度
受付日 2010年4月6日
受理日 2010年7月9日

小児感染免疫 22 (4):337─342,2010

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