─原著─
初回髄液検査で髄液細胞増多を伴わなかった細菌性髄膜炎2例の検討
中野 有也1,2), 高橋 兼一郎1,2), 竹内 正宣1), 谷口 貴実子1), 松岡 孝1), 曽我 恭司1), 梅田 陽1)
1)昭和大学横浜市北部病院こどもセンター
〔〒224-8503 横浜市都筑区茅ヶ崎中央35-1〕
2)昭和大学病院小児科
初回髄液検査で,髄液細胞増多を伴わない細菌性髄膜炎の症例を2例経験した.初回髄液検査結果は,患者の年齢や基礎疾患,臨床経過を十分考慮して解釈されるべきであり,たとえそれが正常範囲であっても細菌性髄膜炎を疑う根拠が他にあれば,髄液検査の再検と治療の開始を積極的に考慮すべきと考えられた.また,細菌性髄膜炎における髄液細胞増多に関与する各種サイトカインの働きはいまだ不明な点が多く,今後さらなる検討が必要である.
| Key words | 細菌性髄膜炎, 初期診断, 髄液細胞数, サイトカイン |
|---|---|
| 受付日 | 2009年3月27日 |
| 受理日 | 2010年1月29日 |
小児感染免疫 22 (2):151─155,2010
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