─原著─
ステロイド投与が奏効したマイコプラズマ肺炎の検討
新川 泰子1), 西村 直子1), 鈴木 道雄1), 成田 敦1), 山本 康人1), 小山 慎郎1), 尾崎 隆男1)
1)江南厚生病院こども医療センター
〔〒483-8704 江南市高屋町大松原137〕
マイコプラズマ肺炎で入院した小児122例中9例(7.4%)が,抗菌薬投与で改善なく,ステロイド薬投与を行った.投与開始までのマクロライド系あるいはミノサイクリンの投与期間は3~10日,37.5℃以上の発熱の持続は6~12日であった.ステロイド薬は奏効し,全例が投与翌日に解熱した.ステロイド投与症例ではリンパ球数減少,AST,LDH,フェリチンおよび尿中β2MG高値を呈しており,病態に高サイトカイン血症の関与が示唆された.
| Key words | マイコプラズマ肺炎, ステロイド, 高サイトカイン血症 |
|---|---|
| 受付日 | 2009年10月19日 |
| 受理日 | 2009年12月28日 |
小児感染免疫 22 (2):139─143,2010
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