機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

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─原著─

小児市中肺炎に対する抗菌薬の選択的スイッチ療法導入による入院日数短縮効果

中谷 圭吾1)

1)宮崎市小児診療所
〔〒880-0834 宮崎市新別府町船戸760〕


当院では,2007年4月以降,小児市中肺炎で細菌性が疑われた入院症例の一部に,スルバクタム・アンピシリンからアモキシシリンへのスイッチ療法を導入している.今回の検討の結果,導入以降では79%が入院4日以内に退院し,導入前の54%と比較して有意に高かったが,臨床経過や副作用発現率の悪化は認めなかった.小児市中肺炎に対する選択的スイッチ療法の導入により,安全に入院日数を短縮できる可能性が示唆された.

Key words 小児市中肺炎, スイッチ療法, スルバクタム・アンピシリン, アモキシシリン
受付日 2009年4月13日
受理日 2009年8月19日

小児感染免疫 21 (4):373─377,2009

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