─第40回日本小児感染症学会シンポジウム1─
小児B型肝炎診療指針と日常診療
田尻 仁**
**大阪府立急性期・総合医療センター小児科
〔〒558-8558 大阪市住吉区万代東3-1-56〕
現在では,輸血を介するHBVの水平感染が激減し,また母子感染防止事業によって母子感染によるキャリア発生も減少している.B型肝炎治療は,インターフェロン,抗ウイルス薬により積極的な治療が行えるようになっている.最近,小児B型肝炎に対する診療指針が示された.同診療指針を紹介しながら,小児科医がB型肝炎の診療にあたって参考になる感染予防や最近の治療法などについて述べる.
Key words | B型肝炎, ガイドライン, 遺伝子型, インターフェロン, ワクチン |
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小児感染免疫 21 (2):130─136,2009
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