機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

機関誌「小児感染免疫」オンラインジャーナル > 第21巻第2号目次 > 抄録

─原著─

当科で経験した眼窩および眼窩周囲蜂窩織炎19例の臨床的検討

鈴木 章平1), 佐藤 厚夫2), 清水 博之1), 北形 仁2), 船曳 哲典1)

1)藤沢市民病院こども診療センター小児科
2)同 小児救急科
〔〒251-8550 藤沢市藤沢2-6-1〕


過去10年間に当科で入院加療した眼窩蜂窩織炎6例と眼窩周囲蜂窩織炎13例の臨床像を比較検討した.前者は後者よりも平均発症年齢が高く,より高率に副鼻腔炎を合併し,急性骨髄炎や一過性視力障害,眼球突出などの合併症・後遺症を認めた症例があった.両者の鑑別にはCT検査が有用であり,臨床的重症度の違いを認識して適切な治療戦略をたてる必要がある.

Key words 眼窩蜂窩織炎, 眼窩周囲蜂窩織炎, CT, 抗菌薬, 切開排膿

小児感染免疫 21 (2):112─116,2009

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