─第40回日本小児感染症学会教育講演4─
GIS(地理情報システム)を用いた感染症の空間的疫学解析
鈴木 宏**, 佐々木 諭**, 坂井 貴胤**, 斎藤 玲子**, 木村 義成**, 熊木 彬彦**, 小熊 妙子**, 藤野 康之**, 五十嵐 久美子**, 山口 正浩**, 関 奈緒**
**新潟大学大学院医歯学総合研究科国際感染医学講座公衆衛生学分野
〔〒951-8510 新潟市中央区旭町通1-757〕
地理情報システム(geographic information system:GIS)は19世紀に医師ジョン・スノーがロンドンのコレラ流行解析で用いたことから発展して,地理情報をコンピュータシステム化したものであり,この数年世界各地において医療・保健分野で頻用されつつある.視覚的効果も有すGISによる空間・時系列的疫学は,感染症の伝播解析を把握し,危機管理の一端としての感染症予防・制御への有益な情報を提供するなど,極めて有効な手法として注目されている.
Key words | GIS(地理情報システム), インフルエンザ, コレラ, 疫学解析, 感染症サーベイランス |
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小児感染免疫 20 (4):497─502,2008
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