機関誌「小児感染免疫」 オンラインジャーナル

抄録

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─原著─

小児膿痂疹患者の臨床的および細菌学的検討

鈴木 道雄1), 西村 直子1), 成田 敦1), 安 在根1), 荒井 直子1), 小山 慎郎1), 牛田 肇1), 尾崎 隆男1)

1)江南厚生病院こども医療センター
〔〒483-8704 江南市高屋町大松原137〕


 膿痂疹患児75例について検討した.夏季に多く発症し,3歳未満児が49%,アトピー性皮膚炎を有する例が53%を占めた.黄色ブドウ球菌74株とA群溶連菌6株が分離され,前者の34%がMRSAだった.黄色ブドウ球菌はコアグラーゼⅤ型とI型が中心で,66%,9%,16%の株がそれぞれET,TSST-1,SEを産生した.MSSAはABPC,CAM,FOMにそれぞれ84%,33%,8%が耐性であった.

Key words 膿痂疹, 黄色ブドウ球菌, 毒素産生, アトピー性皮膚炎, 抗菌薬感受性
受付日 2008年1月21日
受理日 2008年8月4日

小児感染免疫 20 (3):292─300,2008

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