─原著─
保育園入園1年間での上咽頭培養の変化―Hib抗体測定結果にも言及して―
武内 一1,2), 山上 佳代子1), 嶋田 聡1)
1)耳原総合病院小児科
〔〒590-8505 堺市堺区協和町4-465〕
2)小児外来診療における抗菌薬適正使用のためのワーキンググループ
入園時点で半数の児がインフルエンザ菌(Hi)を保菌し,入園後1~2カ月でほとんどすべての児がHiおよび肺炎球菌を保菌した.ウイルス性気管支炎,熱性けいれんなどの入院例はあったが,重症細菌感染症での入院例はなかった.肺炎球菌のほとんどがpbp2x遺伝子変異を有し,秋以降Hiの一部はインフルエンザ菌b型(Hib)であった.肺炎球菌は1年間で頻繁に血清型が変化した.7割以上の児で自然獲得免疫としてHib抗体が陽性であり,Hibへの曝露が疑われた.
| Key words | 肺炎球菌, インフルエンザ菌b型, 保菌, 自然獲得免疫, Hibワクチン |
|---|---|
| 受付日 | 2007年8月1日 |
| 受理日 | 2007年9月6日 |
小児感染免疫 19 (4):399─403,2007
- 第37巻
- 第36巻
- 第35巻
- 第34巻
- 第33巻
- 第32巻
- 第31巻
- 第30巻
- 第29巻
- 第28巻
- 第27巻
- 第26巻
- 第25巻
- 第24巻
- 第23巻
- 第22巻
- 第21巻
- 第20巻
- 第19巻
- 第18巻