─原著─
診断に苦慮した化膿性仙腸関節炎の2症例
岩谷 壮太1), 山岡 利佳1), 村上 龍助1)
1)兵庫県立淡路病院小児科
〔兵庫県立こども病院 〒654-0081 神戸市須磨区高倉台1-1-1〕
診断に苦慮した化膿性仙腸関節炎の2例を報告する.症例1は12歳,男児,症例2は11歳,女児.ともに発熱と腰痛で発症し,症例1は外科にて急性虫垂炎として手術され,症例2は整形外科にて椎間板ヘルニアとして治療され,その後,小児科紹介となり精査をすすめ,化膿性仙腸関節炎の診断を得るに至った.診断にあたって,2例ともにMRIが有効であった.
Key words | 化膿性仙腸関節炎, MRI, 腰痛 |
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受付日 | 2006年12月18日 |
受理日 | 2007年5月15日 |
小児感染免疫 19 (2):175─181,2007
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